2.特別講演(美港都市横浜を創る会 代表理事 星野幸彦様)加藤 豊 幹事
演題「横浜の都市形成とその将来像について」
①
東京と違った都市の魅力とアイデンティティの形成
②
314万人の定住人口を有し、製造業、研究開発施設、IT産業、ロボット
産業、各種大学、貿易産業、観光産業が集積する神奈川県の首都機能としての横浜
③
アジア・パシフィクの諸都市の中で輝き続ける国際都市横浜の形成
④
東京・神奈川・他都市に勤務する人や家族、外国人にも快適で安全な
(郊外)居住空間都市
⑤
広域関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉他)各都市との業務、産業、行政機構の効率的分担と連携
⑥
国際的人材の育成と海洋産業・マリンスポ一ツの振興
横浜の都市形成史について
1859年(安政6年)に幕府は神奈川・長崎・函館3港での貿易許可布告。
横浜に港を開港。横浜の原点は開発にあるとされている。
都市開発の形成について
2009年12月、国からの指定をうけて3点として
①
みなとみらい地区を中心とした環境未来都市をとする。
②
国の指定する特定都市再生緊急整備地域とする。
③
ライフサイエンス分断の国際戦略総合特区とする。
世界の美港都市横浜をめざして
横浜にとってその都市形成の原点であるインナ一ハ一バ一の空間の均衡ある
①
横浜の内港域(インナ一ハ一バ一)全体の開発ビジョン構想を設定する
とともに、官民が共有することの重要性
②
インナ一ハ一バ一全体の回遊性の構築と景観形成と連続性のあるプロムナード
整備の必要性
③
開発拠点の選択とその具体例
④
国際都市機能の充実
⑤
陸側と海側を統合した複合交通システム
⑥
インナ一ハ一バ一内の既成市街地公共空間の活用
世界の五大美港都市は
・バンクーバー(カナダ)、サンフランシスコ(アメリカ合衆国)
リオデジャネイロ(ブラジル)、シドニー(オ一ストラリア)
ジェノバ(イタリア)です。
横浜も官民一体となって、内港域とともに外港域の構築の提言をしていくことが重要だと思います。
最後に当倶楽部の会員の皆様のご活躍と倶楽部の発展をお祈りしまして、終わりにしたいと思います。ご清聴いただきましてありがとうございました。
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