5 会員放談「当世マンション事情」
岡部正久氏
2月の会員放談は、岡部正久氏による「当世マンション事情」で、衣食住は生活の基本ですが、日本では今や住宅が余る時代となりました。一方、一軒平均37年で更新され、各世代がローンを負担することになっています。
英国では141年、米国103年、独86年、仏79年で、世代を超えて住宅を受け継いでいます。
国の住宅政策の影響もあると思われますが、もっと長く住み続ければ豊かな余裕ある生活ができるのではないでしょうか。
さて、最近は(長期間居住可能な)マンションも増え、全国では住宅の11%、大都市は更に多く、横浜市で40%(持家中)になりました。
マンションの課題は、@ペットA騒音B駐車場でしたが、それぞれ解決され(駐車場は余っている)、最近では、高齢化、老朽化、家賃滞納、耐震が課題となり、建替え(4分の3の賛同必要)や大規模補修が大きな問題となっています。
(新しい生活様式への対応が出来なくなったマンションの「社会的劣化」など、質問への回答は割愛します)
大変身近な話題であり、質問対応に時間が無くなるほどでした。
|