横濱プロバス倶楽部 楽しくなければプロバスではない    
戻る 2016年5月例会 会員放談
(ダニエル T 山田 会員)
2016年5月13日
進交会館
      5月 会員放談     ダニエル T 山田会員                情報委員 神谷恒夫 記録
 「General マッカ-サ-について」     
        
 放談要約 朗読はここをクリック         
動画ノーカット版はここをクリック 
日本人はマッカ-サ-の人柄について誤解していると思います。
私も誤解しておりました。写真も厳めしく、恐ろしかった印象を持っていました。
私はマッカ-サ-に会う機会があったのです。

私は、当時コロラド州の第4砲兵師団に属していました。
その時、朝鮮戦争が勃発したのです。
ある将校(ウォ-カ-将軍)がマッカ-サ-の命を受け、韓国を助けに行くことになったのです。
→アイゼンハワ-将軍が欧州戦線(ベルギー、オランダの国境付近)でドイツ軍と戦う。
  この時のパットン戦車軍団を率いていたのがウォ-カ-将軍。
私は当時二等兵でしたが、朝鮮戦争における米国第8軍の初代指揮官であったウォ-カ-将軍の
通訳として仕えることになったのです。
こうしたことからウォ-カ-将軍とマッカ-サ-将軍との間に仕えることになっていったのです。

当時のマッカ-サ-将軍とウォ-カ-将軍との会話から
<ウォ-カ-将軍>
マッカ-サ-将軍、こんな国を守る必要があるのか?
持っているのは歩兵銃のみ、北朝鮮には勝てない。
第8軍は日本に引き揚げたい。ここはカリフォルニアの海岸ではないのだ。
とてもではないが守れない。
<マッカ-サ-将軍>
ウォ-カ-よ、よく聞け。言いたいことはそれだけか。
我々は誰の為、何の為に戦っているのかわからないのか。
俺は日本国民を助けたい。日本民族は最も優秀な民族だ。
日本人は誇り高く、物乞いはしない。世界にこんな民族はいない。
この民族を共産軍に渡す訳にはいかない。
奴らの狙いは韓国ではない。日本だ。
ここは何としても奴らを喰い止めねばならないのだ。
<ウォ-カ-将軍>
マッカ-サ-将軍、よく分かりました。

私は知りました。マッカ-サ-の本当の気持ちを!!
私はマッカ-サ-の情報を、そして秘密文書を知ることができました。
マッカ-サ-の最も好きな男、支持した政党は、片山哲です。社会党です。

日本人はマッカ-サ-が現憲法を押し付けたと思っている。
これは間違いです。彼は、日本人自身につくらせたいと思っていたのです。
米国本国は、日本はどうなってもよいと思っていた。

天皇は司令部には行かない。マッカ-サ-の自宅なら行っても良いと考えている。
<天皇>
マッカ-サ-よ、すべての戦争の責任は私にある。
国民には何の責任も無い。私の責任だ。
<マッカ-サ->
天皇、貴方を極東軍事裁判に出す訳にはいかない。
貴方が日本人を救うのです。貴方しか日本を救えないのです。
私は、絶対に軍事裁判には行かせない。
日本人は洗脳されていた。
人間天皇を宣言してくれ!!
これで日本は民主主義になるのです。

女性の参政権を作ったのはマッカ-サ-です。
昭和21年1月には日本国憲法を作りたい。
他の国から戦争犯罪者として天皇処分の声が強かった。
マッカ-サ-はこれを防ぐために日本国憲法作成を急いだのである。
日本国憲法は大変立派なものだ。米国が押し付けたものでは無い。
日本人が作ったものだ。
1946年、幣原内閣が日本国憲法草案を採択。
1947年5月3日日本国憲法公布。
これにより ソ連、中国等の口を封じたのである。

マッカ-サ-は決して押し付けるようなことはしなかった。
マッカ-サ-はトル-マン大統領に食糧援助を要請するも、トル-マンは「No!」
と、マッカ-サ-の答えは
日本民族を滅ぼすことは人類の損失です。
トル-マン、あなたはこの責任を取れるのか!!
時の大統領ル-ズベルトは1945年4月に死亡。その時の副大統領がトル-マン。
トル-マンは能力なし。マッカ-サ-にすべてを任せるからやってくれ。
よってマッカ-サ-は占領軍の全権を持つようになった。

マッカ-サ-の正しい人柄を伝えたかったのです。